America's Scramble for Global Applicants


http://www.businessweek.com/bschools/content/jul2004/bs2004077_1019_bs001.htm


BusinessWeek Onlineの記事。米国MBAへの外国人の出願数が減少しているという話。原因としては、1)アメリカだけでなくヨーロッパやアジアの学校も注目され始め、アメリカの大学よりもより国際的な視野を身につけられる、2)9.11以降、通常MBAクラスの外国人就労者向けビザの発行数を大幅に減らしている(現在は1年で65,000)こと、3)アメリカの経済がまだ低調気味であることから就職への不安があること、がメインとしてあげられている模様。一方で海外からの出願が増えた学校の要因は、留学生向けのローンプログラムを実施したこと、しかあげられていない。それだけかい。
たしかにうちの学校の場合(ちなみにあるランキングのコメントでGlobal Perspectiveうんぬん関連が弱いと書かれた)、国際的な視野というよりはアメリカ的なビジネスの視点を学ぶというほうが大きいのかなあと思う。留学生の比率は25%だし、扱うケースには日本をはじめいろんな国が出てくることも多いけど、やっぱりアメリカからの視点で語られることが多いような気がする。就職についても学校の就職支援センター?は当然ながらアメリカでの就職に力点が置かれていて、たとえば留学生が母国に戻って就職する際の支援はほとんどないに等しい。かといって2と3にあるようにアメリカでの就職は益々厳しくなっている(記事の中では就職率は改善しているとあったけど、これは全体であって留学生のみでみるとどうなのかは不明)。とはいえ、国際的視野という点に関していえばそれはやはり学校のカリキュラムの問題としかいいようがないかも。
ええと結局なにが言いたいのか分からなくなってきた。。どうせなら成功している事例ももっとあげてほしかった。どこにしろ就職、きびしいよ。とほ。